2014/04/04

視力検査は部屋を暗くして

去年の年末くらいにメガネを新しくしました。
個人的に右目が効き目で左目は弱視気味(乱視もあって矯正しても右目のようには見えない)。

前回は、左は乱視も近視も強めのレンズ(忘れたが近視-2.50Dくらい、乱視も結構な数値)、右は近視のみ-2.00Dのレンズ、これで大体左右が揃って視力1.0前後の完全矯正という眼鏡だった。
こんなんなので調整が難しいが今回はもっときっちり測って右目は-1.75Dで十分、左目はさらに強くした方がバランスが良くなるという結果だった。右目は矯正を弱くしても視力的が変わらなかった。左とのバランスはとても良くなって快適になった。(しかしそのうち左目は失明するんじゃないかと思ったりw 乱視が強くレンズを通して丸いものを見ると明らかに楕円に潰れているのが分かるくらい。)

いつも眼鏡屋で度数を測ってもらうんだけど、この計測の時に眼鏡屋の照明がちょっと影響するんじゃないかと思う。普通、眼鏡屋の店内は昼間のように明るくなっているだろう。すると瞳孔が絞られ、本来の視力にピンホール効果が加わった結果になるんじゃなかろうか。今回お世話になった眼鏡屋は、眼鏡を陳列している明るい店舗は1階部分、視力を測る機械(と鼈甲とかの高級眼鏡)は少し暗めの2階にあった。瞳孔が完全に開いた状態と毛様体を脱力させた状態で測ってこそ正しく測れるはずだ。そのために照明まで気を遣ってるとするとすごく良い眼鏡屋だと思う。まぁ照明が影響するってのは気のせいかも知れないけど。(実際、視力検査室の照明とランドルト環の背景のバックライト輝度はそこそこ影響を与えるようで、どの程度の明るさ、コントラストを保つべきか決まってるらしい)

Wikipediaの近視の項目が断定的過ぎてちょっとイラつく話。
近視の原因は分かってないはずなのに環境は影響しないって言う方向にかなり恣意的に持って行ってる。
なんでそんななんだろうと思ったらこの情報は視力回復トレーニングの商材宣伝と繋がってると考えると納得できる(少し調べればそういった宣伝サイトがWikipediaを逆に引用しているのが分かるだろう)。
Wikipediaもそういう用途に使えるというのは驚きだ。まぁ誰でも書けるものだし近視の項目を積極的に編集する人は少ないようなのでそういうことが出来るのだ。

英語版Wikipediaの近視(Myopia)の項目は参考文献と論文の引用が100を超える。日本版は3つだけだ。この対比をどう捉えるか。

眼鏡関係の記事:眼鏡は弱めが良いか

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